トランス脂肪酸 食品 パン

スポンサーリンク

---

昨今、トランス脂肪酸への関心が高まっている。体への健康を気づかう時、このトランス脂肪酸の摂取量を減らすべきという訳だが、その理由について考えてみよう。

トランス脂肪酸を摂取→体内に残留しやすい→悪玉コレステロールを増やす→さまざまな病気へのリスクが高まる　という流れになる。

その病気とは、肥満、心臓疾患、アトピー、認知機能の低下、骨粗しょう症、などである。

では、どのような食品にトランス脂肪酸が多く含まれているかを見てみよう。
食品安全委員会の調べによると、食品100g中に含まれているトランス脂肪酸の量のトップ3(平均値)は、
1.ショートニング　13.6g
2.マーガリン・ファットスプレッド　7.00g
3.クリーム類　3.02g
となる。

これらの食品について説明を加えよう。
ショートニング・・・動物性油脂や植物性油脂を元に作られる。ビスケット・クッキー・パン・揚げ物類に多く含まれる。
マーガリン・ファットスプレッド・・・食パンに塗ることが多く、洋食に傾く人々には累計摂取量は第1位になると思われる。
クリーム類・・・クリームとは原則的に牛乳の成分からできたもので、脂肪とタンパク質が凝縮された液体のことである。バターやアイスクリームはクリームを原料にしている。

上記の内容をふまえ、トランス脂肪酸の摂取量を控えるために、主に次の2点に留意すると良いだろう。

1.食パンに塗るパートナーとして、マーガリン・ファットスプレッドの替わりにバターにする。
2..外食はほどほどにし、上述食品類との遭遇頻度を減らす。

タグ：トランス脂肪酸 ショートニング マーガリン